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はじめに

概要

パイプライン、かんばん、ワークフローはそれぞれに関連しあった概念です。これらを使用してアイテムやタスクがたどるプロセスを定義することができます。Hansoft においてはパイプラインとかんばんはまったく同一の表示を行います。このふたつの違いは単に、違うと考えるかどうかにかかっています。このふたつを違うものと捉えることが有益な場合は、異なる概念として捉えればよいということです。

・パイプライン

プランニングビューでパイプラインがアイテムに適用されている場合、パイプラインは一連の詳細タスクをいくつも作成するためのテンプレートと捉えることができます。たとえば、Hansoft のプランニングビュー内にコミットされた時には常に同じ一連のタスクをこなさなければならないような特別なタイプのバックログアイテムがあった場合、それらのタスクの連鎖を定義するパイプラインを作成することができます。それから、定義したパイプラインをプロダクトバックログのアイテムに割り当てます。そうすることにより、これらのアイテムがプランニングビューにコミットされた際には、パイプラインはコミットされたアイテムへの一連のサブタスクとしてインスタンス化されます。また、パイプラインは主に、スプリント内での比較的詳細にわたるタスク作成を自動化する際に使用されます。パイプラインでタスクをマップ化する手順は1人のユーザーが行うほうが良いでしょう。Hansoft のボードビューでパイプラインを表示することは可能ですが、その場合このパイプラインの表示はあまりにも詳細・多岐にわたりすぎるため、管理が容易ではありません。パイプラインのアイテムの大部分は階層的プランニングビューおよび各ユーザーのTo Do リストからアクセスすることができます。

・かんばん

Hansoft におけるかんばん(もっと正確にいえばかんばんボードまたはかんばんフロー)とは、バリューフローを可視化するひとつの方法だと言えます。バリューフローは、いくつもの詳細な手順という形で、一連のアイテムの流れを構成します。かんばんにおける各ステージは概して、かんばん内アイテムの詳細化の異なる段階に関連しています。かんばんはさまざまなレベルでの抽象化に適しています。フィーチャー/ビジネスエピック管理のためのハイレベルなバリューフローを可視化する時にも使えますし、もっとずっと小さなチームレベル、たとえばかんばんもしくはスクラムからのアプローチにも便利です。チームレベルで使用する場合、かんばんは一連のハイレベルな段階、たとえば定義-ビルド-テストといった段階を定義できます。

各段階は更に、個々のユーザーが作業をするためのサブタスクへと分解することによって、スケジュールビュー内でより詳細な定義づけを行うことが可能です。かんばんは通常、アイテムのバリューフローを可視化するために作成するものですので、その表示にはボードビューが使用されることが一般的です。かんばんのもうひとつの特長は、最大ワークインプログレス(WIP)アイテム数やタクトタイム等の概念を設定でき、バリューフローにおけるサイクルタイムを管理し改善できる点です。フローにあまり多くの作業手順や並列進行作業がない場合は、かんばん方式が便利です。

・ワークフロー

パイプラインとかんばんが、一連のステージまたはタスクを通じてエンドツーエンド方式でのアイテムのフローに的を絞っているのに対し、ワークフローではひとつのアイテムがさまざまなステータス変更をどのように経ていくのかということに焦点を当てています。ワークフローは言ってみれば有限状態マシンのようなものです。Hansoft の品質保証(QA)セクションで作成されたバグにワークフローが自動的にリンクされることは既にこのヘルプマニュアルで説明しましたが、ワークフローをスケジュール内のアイテムにリンクすることも可能です。スケジュール内のアイテムにワークフローをリンクする主な理由は、アイテムの完了が確定する前に、作業が確かにすべて終わったということを確認する「サインオフ(終了宣言)」的なプロセスを追加するためだと言えるでしょう。ビデオゲームの開発におけるアートアセットのサインオフや、スプリント内で作業を行うユーザーストーリーやプロダクトバックログのサインオフなどが典型的な例です。

 

Hansoftにおける機能性

パイプラインとワークフローはタスクが実行される順序を可視化する際に使用します。ハンドオフやサインオフのプロセスを簡易化したい、あるいは単にさまざまな開発環境によくあるような反復的プロセスを取り入れたいという時に便利な機能です。かんばんプランニングでも使われるパイプラインは、タスクを「ツリー」状に定義し、並行処理または順番に実行することができます。一方、ワークフローはタスクのさまざまな状態(ステータス)を定義します。

[パイプライン、かんばん、ワークフロー] ツールは[その他..]メニューから、またはスケジュールビューかプロダクトバックログビューで「Ctrl + Shift + W(Cmd + Shift + W)」キーを押してアクセスします。ワークフローは品質保証(QA)アイテムでも利用可能です。

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[その他..]メニューから [パイプライン、かんばん、ワークフロー...] を選択

パイプラインとワークフローツールは、最初に使用する前に有効にする必要があります。 有効にすると、[パイプライン/かんばん/ワークフロー] カラムがプランニングビューとバックログに表示されます。 表示されたら、各アイテムに対してパイプラインまたはワークフローを選択できます。

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[パイプライン、かんばん、ワークフロー] ツール

これで、パイプラインとワークフローの作成および管理ができるようになりました。 ここで特に大事な機能は、[その他..] メニューにある複製ツールです。 このツールは既存のパイプラインやワークフローのバリエーションを作成する際に便利です。

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パイプラインまたはワークフローの複製

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